主な機能

ESETセキュリティソフトシリーズの主な機能をご紹介します。

ウイルス・スパイウェア対策

高度な検出システム「ヒューリスティック技術」

ESETは、ウイルス定義データベースを基盤とした従来型のウイルス対策ソフトとは異なる特長を備えています。
独自開発の高度な検出システムであるヒューリスティック技術を20年以上前から製品に搭載。「静的解析(プログラムコード解析)」、「動的解析(エミュレータ)」、「遺伝子工学的解析(ジェネリックシグネチャ)」の3つの機能により、詳細な分析の実行と悪意のある振る舞いの特性を識別することで新種のウイルスなどの脅威に対処します。

多層防御機能で新種の脅威を防御

「標的型攻撃」「脆弱性攻撃」など、高度化、巧妙化が進むサイバー攻撃に対抗する機能は、ヒューリスティックだけではありません。ファイルやプログラムがエンドポイント(インターネットや社内ネットワークに接続されたパソコン、スマートフォンなどのこと)に侵入、動作するタイミングで、各種プロアクティブ検出機能がデータの中身や振る舞いをチェックし、悪意のあるプログラムによる被害を未然に防ぎます。
また、ボットなどによる外部との通信を検出、防御する出口対策機能も搭載しています。

※バルナラビリティシールドとボットネットプロテクションはESET Endpoint Security V6のみに搭載されている機能です。
※エクスプロイトブロッカーとアドバンストメモリースキャナーはESET Endpoint Security V6、ESET Endpoint アンチウイルス V6、ESET File Security for Microsoft Windows Server V6のみに搭載されている機能です。

迷惑メール対策

迷惑メール対策エンジンによる検出とブラックリスト・ホワイトリストの設定が可能です。スパム判定された電子メールを指定のフォルダーへ振り分けます。

対応メールソフト
  • Microsoft Outlook 2007/2010/2013/2016/2019
  • Microsoft Outlook 365
  • Windows 10 メールアプリ ※Windows 10 メールアプリを使用している間、迷惑メールがスキャンされない場合があります。

デバイスコントロール

CD/DVDドライブ、USB接続のストレージデバイスなどの利用を制御できます。CD/DVDの挿入時や外部ストレージデバイスの接続時に、自動的に中身を検査することも可能です。

不正侵入対策

IPv6対応のファイアウォール機能により、コードレッドワーム、SQLスラマーワーム、RPC/DCOM攻撃、サッサワーム、DNSポイズニング攻撃、ポートスキャン攻撃、SMBリレー攻撃、TCP非同期攻撃、リバースTCP非同期攻撃、ICMP攻撃などを検出します。

フィッシング対策

フィッシングサイトのリストやシグネチャと照合・検査を行い、メールなどに埋め込まれているフィッシングサイト(個人情報などを入手するための不正なWebサイトなど)へのアクセスを抑止します。

Webコントロール

ユーザーがアクセスできるWebサイトをカテゴリー指定(ギャンブル、違法ソフトウェア、オンラインショッピング、成人向けコンテンツなど)またはURL指定で制限できます。
指定されたサイトにアクセスした場合、ブロック用ページを表示してユーザーに通知、有害なWebサイトへのアクセスを防ぎます。

Android対応プログラムの主な機能

  • ウイルス対策
  • アンチセフト
    (リモート制御/SIMカード認証)
  • アプリケーション制御
  • SMS・電話フィルタ※1
  • フィッシング対策
  • デバイスセキュリティ

※1:SIMカードを利用しない端末ではご利用になれません。

サーバー・クライアント用製品 管理機能

クライアント管理用プログラム「ESET Security Management Center」(ESMC)は、システム管理者のWebブラウザーから、クライアントの設定内容の確認や変更などをネットワーク経由で行えます。

ログ管理機能
  • クライアント端末の情報表示
    (コンピューター名、MACアドレス、ドメイン名、IPアドレス、OS、製品名、製品バージョン、ウイルス定義データベースバージョン、ESMCへの接続状態 など)
  • 各種ログの表示
    (ウイルスログ、ファイアウォールログ、イベントログ など)
  • ダッシュボードでの全体状況の表示
  • 収集したログのレポート作成
    など
クライアント管理機能
  • グループ管理
    (静的グループ、条件による動的グループ)
  • 任意の設定(ポリシー)の作成と適用
  • リモートからのウイルス定義データベースのアップデート
  • リモートからのウイルス検査
  • リモートからの隔離ファイルの復元・削除
    など
運用管理機能
  • ウイルス検出やクライアント状況などの通知
  • 複数の管理者に対するアクセス権の設定
  • 管理サーバーの監査機能
    など

※ESETクライアント管理 クラウド対応オプションで使用するESMCの機能には、一部制限があります。(レポート、通知、エージェントのリモートインストール、ウェイクアップコール、静的グループの同期、ユーザーの作成)詳細はこちらをご覧ください。